それでも世界が続くなら official web site
日頃より、それでも世界が続くならの音楽を見つけて頂き、またご愛聴頂き、本当にありがとうございます。
2024年3月20日より活動を休止しておりました、それでも世界が続くならは、2025年8月10日(日/昼) 渋谷Spotify O-Crestにて開催のワンマンライブ『Re:cycle』より、サポートメンバーにピクミン氏/純市氏(CIVILIAN)を迎え、正式に活動を再開をさせて頂きます。
今後とも、それでも世界が続くならのご支援、 どうか宜しくお願いします。
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2025年3月より試運転期間を設けさせて頂き、
3ピース/2ピースを含む様々な形での試運転ライブを行なっておりましたが、レギュラーサポートメンバーとして、ピクミン氏/純市氏(CIVILIAN)を迎え、現メンバーでの4人体制でなら、継続的なライブ活動、レコーディング、音楽制作を含むロックバンドとしての活動が行えると判断し、それでも世界が続くならとして正式に活動再開させて頂く運びとなりました。
未熟でアンダーグラウンドなこのバンドが、正式に活動を再開できることになったのは、一重に、それでも世界が続くならをご支援頂いた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
ベーシスト・琢磨章悟に関しまして、復帰の目処は立っておりません。ですが、現時点で本人より将来的にバンド活動の再開を希望していること、また琢磨家のご家族ともご相談させて頂いていた中で、琢磨家ご家族の皆様も活動再開を支援してくれている状況を踏まえ、それでも世界が続くならの活動再開と共に、琢磨章悟の無期限活動休止とバンドへの在籍を継続とさせて頂ければ幸いです。
正直に書いてしまえば、章悟の復帰に関しては全くわからないというのが本音です。
彼の性格や状況を鑑みても、このまま復帰しない可能性もあると思います。ですが、今回の活動再開、また色々な方々のご協力もあり、無期限で復帰を待てる状況を作ることが出来ました。メンバー以前に友達として、彼の居場所として、彼の人生の選択肢として、待てるだけ待ちたい。待ってやりたい。というのが本音です。この判断に、中途半端だと感じる方もいると思います。本当に申し訳ありません。これが僕達の活動再開で、これが僕達のバンドの最善でした。どうかもう少しだけ中途半端でいさせてください。
また正式な活動再開に関して、「ロックバンドであること」が最低条件でした。継続的なライブができるかどうかだけではなく、バンドとは、同じメンバーと継続的に活動し、共に生きていこうと思える意志、楽曲制作での信頼関係、スケジュールなどの中でのお互いの意思や人生の尊重、メンバーである以前に友達でいれるかどうか。人としていられるかどうか。僕達にとってのロックバンドの定義は、人間関係であり、人であり、心でした。
今回の、それでも世界が続くならの活動再開に関しましては、それでも世界が続くならにとってロックバンドでいられる為の条件が揃ったと思って頂ければ幸いです。
8月10日に開催の、それでも世界が続くなら活動再開ONE-MAN LIVE『Re:cycle』(リサイクル)には、タイトルから滲み出る自己肯定感の低さを反省するとともに、バンドや音楽活動に限らず、生きる価値、歌う価値すらないと思ってしまう様な、僕達の人生の『再利用』を、活動再開を通じて、もう一度だけ検討してみようという意思を込めました。
正直、活動再開しんどいなという気持ちもあります。もう誰もが知っています、努力は報われない、優しくしたって何も返ってこない、生きる意味なんか探してもどこにも準備されていない、そんなのは誰だってもうわかっている、一生懸命歌うのすら虚しい、未熟な僕なんかが君に歌うのは失礼じゃないだろうか、傷つけてしまわないか、歌ったところで意味はあるのか、という気持ちもあります。でもそれは、君が生きるのしんどいなと思うのと同じことだと僕は思うのです。
もう元には戻らない、時間は戻らないでしょう。全てのことが終わっていく、全てのことが変わっていく。そして僕も君も、いつか誰もが死んでしまいます。でも、まだここに君が生きている。僕もまだ生きている。再利用するしかないじゃないですか。パンクバンドは、ロックバンドは、裕福だから、成功するからやるんじゃない。逆でしょう。
悲しいから、寂しいから、虚しいから、苦しいから、悔しいから、意味ないから、うまく行かないから、成功しないから、死にたいから、何もないから、虚しいから、やるんです。負け戦こそ、僕が願ったパンクでありロックです。
もしも君がまだ苦しいなら、僕達の負け戦でお会いしましょう。もしも君が何もかもが虚しいなら、生きて僕達の音楽を待っていてください。
それでも世界が続くならは活動再開します。
どうか、宜しくお願いします。
それでも世界が続くなら